【前期】
河本慎介
1981年生まれ。
痕跡 残像 記憶 などを主にコンセプトとして取り組んでおり、コロナ禍を機にアクリル板を用いて立体、平面に囚われず作品を制作。
musicシリーズ、posterシリーズ、新作jamシリーズなどがある。
榮菜未子
スペイン留学中に言葉が分からなくてもアートで心を通わせることができると実感した経験から、見た人がほっこり優しくなれるような絵を描いている。
目に見えない繋がりや身の回りにある何気ないシーン、自分を構成する記憶や環境などに想いを馳せながら、人間のような動物やパターン化された植物、色彩などにそのイメージを落とし込んでいる。
【後期】
佐々木光
1991年岩手県出まれ。
静岡を拠点に、個展やクラフトフェアを中心に制作活動。
ガラスを用いた身体的パフォーマンスから展開したアートワークや日常の記憶と経験を用いたガラスのオブジェを制作している。
不二
1975年 奈良県生まれ。
石川県立輪島漆芸技術研修所で5年間、人間国宝をはじめとする作家職人の指導のもと漆の基礎を学ぶ。
家業である塗師屋の仕事に専念するため作家活動を休止するが、職人として十数年間の技術研鑽を経て、やはり作品をつくりたいという気持ちは抑えきれず、再び自らの作品制作をはじめる。